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2008/09/19

天竺で風邪をひく

ここ数年、風邪というものには無縁で過ごしてきた。
昔から「馬鹿は風邪をひかない」というので、ことによると私は馬鹿なんぢゃなかろうかと不安になっていたところだったのだが、天竺にやってきてからというもの度々病気に悩まされているので、どうやら私は馬鹿ぢゃないらしい。

よかった。

最初の症状は酷かった、体が火照り、体中の節々が痛んだうえ、嫌な脂汗がひっきりなしに滴りおちた。病院で診察を受けると「この薬を飲んで安静にしていなさい。次の日も同じ症状が続いたらマラリアの検査を受けたまえ」と言われた。こらドクター、恐ろしいことを笑顔で言うんじゃないと憤慨してみるも次の日にはケロッと直ってしまったので、命を救われた。それを笑顔でみていた私の上司も、2週間後に同じ症状に見舞われた。ざまぁみやがれである。この上司の偉いところは、土日に病気になることである。うまいこと仕事への影響をかわすのだ。運がよかっただけだからなと捨て台詞を残す私。

さて、またもや風邪をひいてしまった。咳、鼻水が止まらない。原因はわかっている。エアコンだ。オフィスだ。ただでさえ雨季で天竺は涼しいというのに、風邪をひいてしまうじゃないか、というかひいた。今回は、前回のように変な脂汗はでていないし、症状は軽いのだけれども、どういうわけか、なかなか直らない。ずっと咳き込むし、ずっと鼻汁がたらたらだ。しかたがないので、病院にいくことにした。

天竺病院なんてものは簡単なもんである。咳と鼻汁が止まりませんと症状を訴えると「これから五日間、冷たいものを食べないように」だそうだ。
なんなのだ、そのアドバイスは?そんなことは医者に言われなくとも百も承知である。もっとこう、ほら、医学的にないのかね。
「温かいスープを飲みなさい」だからそういうのじゃなくてですな。

もっとも「鼻の穴に葱を突っ込んで、正露丸を飲んで寝なさい」と言われても鯨飲するのは憚られるのではあるのだが。

医者から、鼻汁を止める薬、咳を止める薬、栄養剤をもらって帰途に着いた。

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